黒猫のこかつぶしちゃんの鍼灸治療の様子です。

こかつぶしちゃんは元々飼い主さんのいないが地域猫さんでしたが、今年の9月に巻き爪で出血していたため優しい方が病院に連れてきてくれました。
その時、こかつぶしちゃんは瘦せて、鼻水、くしゃみをしていて、歯周病が酷く、お顔から膿の臭いがしていました。
当日は巻き爪の治療だけをしてお返ししたのですが、その後、連れてきてくれた方がお家にお迎えしてくれることになり、めでたく家猫さんに!
ワクチンやノミ予防、寄生虫駆除、鼻水や歯周病の治療もやってくださり、毛つやもよくなり、食欲もあり体重も1kg増えて、お家ではオモチャで遊んだり、飼い主さんに甘えているそうです。
検査の結果、猫エイズ陽性でした。歯周病の治療をしても口内炎は酷く、鼻詰まりはまだ完全にはよくなっていません。

外猫さんのままだったら、こかつぶしちゃんは今年の冬は越せなかったかもしれません。

何歳なのか、今までどんな暮らしをしていたのか全くわからない外猫ちゃんをお家にお迎えするのは、ご自身の生活も変えなくてはならないかもしれませんし、とても勇気のいることだと思います。

こかつぶしちゃんは優しい飼い主さんに出会えたおかげでとても幸せそうです。
ありがとうございました。