お灸の製造、販売を行っている山正さんから動物の鍼灸治療についての取材を受けました。

待合室に置いてありますのでよかったら見てみてください。

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現代医学が『心と体は別もの』という考え方に対して、中医学は『心身一如(心と体は一つである)』と考えます。

実際にからだの不調がこころに影響を与えたり、こころの不調がからだに影響を与えているのを感じますし、ストレスが一因と考えられる、痛み、痒み、内臓の不調などを日常の診療で多く経験します。

中獣医学では今ある症状をいろいろな視点(動物の体質や気質、食べ物、環境、飼い主さんの性格など)で考えて、治療を組み立てています。

動物さんは自身が辛かったり痛かったりすることを言葉で伝えられません。しかし、毛並み、目、耳など、体全体で私たちに伝えようとしてくれます。

普段から動物さんの出しているサインを見逃さないであげてください。